
11月6日の大会当日まで土日の5回にビューティキャンプがあった。
(写真は、3回目のビューティキャンプ。大会のリハーサルをしているところ)
ビューティキャンプというのは、ミスコンの前にする合同練習のこと。美容や健康、教養について学んだり、化粧練習やウォーキング練習をする。
9月末に初めてのビューティキャンプがあり、初めて、ファイナリスト全員が集まった。
私が出たユニティ部門(20歳から60歳まで)のファイナリストは89人だった。(他にもパフォーマンスを披露するオーラ部門もあった)
そこでコンテストについての詳しい話があり、大変ショックを受けた。
何に驚いたのかというと
①一次審査はウォーキングとポージングのみ。選考された30人(実際は35人だった)だけが、二次審査でウォーキングとスピーチができる。
②自己紹介動画をユーチューブに上げるので、この再生数は審査の点数に入る。
③インスタグラムの投稿数も、審査の点数に入る。
④毎週の宿題があり(週に3つ)、チーム(6人一組)のグループラインにて成果を共有し、チーム全員が宿題ができたら、点数を与える(つまり、連帯責任)
これらの一つでも事前に知ってたら、絶対、コンテストに応募しなかっただろう・・・。
知らぬが花、で応募してしまった。(結局、それで良かったけど)
しまった、と思ったが、すでに、インスタグラムなどでファイナリストになったことを言ってるし、大会参加費とビューティキャンプ代の合わせて55000円を払ってしまっている。
一番、ショックだったのは、1次審査を通過しないと、スピーチができないこと。
私はスピーチができることを励みに、発声滑舌練習をすることを、このコンテストに参加する一番の目的にしていた。
でもスピーチできないかもしれない。
1次審査は「第一印象」が決め手だと、大会主催者は言う。
見かけの第一印象だけで、人を判断するの?人を落とすの?
これでは「ルッキズム(外見のみで人を評価すること)」ではないのか・・?
ユーチューブ審査もつらい。知り合いにユーチューブを見て、とお願いして回らないといけない。
去年の受賞者は「私には900人、ライン友達がいて、そのうち450人に、ユーチューブを見て、とお願いメッセージを送りました」と言ってた。
私のライン友達なんて10数人である・・・・。
ユーチューブにしろ、インスタグラムにしろ、実名と顔を出さないといけない。
今まで、顔出しをしていない人はかなり困ったようだ。
隣に座ってた女性も「このコンテストに参加することは、会社に内緒なのに・・」と暗い顔になっていた。
チームの人たちとは仲良くなった。
半分が関東、半分が関西の人だった。30代から50代で仕事も様々。
今後、このチームで協力してコンテストに向かうこととなった。
でも、理由は様々だと思うが、後日、10数人のファイナリストが出場を辞退して、去っていった。
隣に座ってた女性も辞退した。
ミセスコンテストは日本に大小合わせて300ぐらいあるそうだ。
やり方もそれぞれ違うから、応募する前に詳しいことがわかっていたらいいと思う。
ただ、私が参加したグローバルユニティジャパンは今年が2回目で、まだ黎明期。
去年は参加者が少なかったから、全員がスピーチできたという。
なかなか、事前に、正確な情報を得るのも難しいものがある。
もはや、毒を食らわば皿まで、というチャレンジ精神でやるしかない。
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